こんにちは、ハルジョニーです。
最近BeatsからBeats studio proが発売されたけど実際のところどうなのか教えてほしい。
今回はこのような悩みを解決します。
今回発売されたBeats studio ProはBeats studio3の後継モデルであり、studioシリーズの中では6年ぶりの新製品です。
私は6年ほど前からBeats studio3をつか続けてきましたが、音質に不満を感じたり、新しい機能が欲しくなったりしたので買い替えました。
なので、今回は長年愛用したBeats studio3と比較しながらBeats studio Proを紹介します。
Beats studio proのデザイン
Beatsのヘッドホンは洗練された見た目とbのロゴマークが特徴。
Beats studio3と比べるとプラスチックの割合が増え、統一感のあるデザインに変更されました。
左耳にはイアホンジャック、右耳にはUSB-Cの充電ポートがあり、ロスレスオーディオに対応。
イヤークッションはレザーを使用しており、付け心地が最高です。
Beats studio3のレザークッションは肌に吸い付いてくるような柔らかめのクッションでしたが、Beats studio Proは逆に少し硬めのクッションで少々の傷では破れにくく、長時間つけても蒸れにくいのが特徴。
Beats studio3は使い始めてすぐにイヤークッションがボロボロになっていたのでかなり助かっています。
Beats studio proのキャリングケースは柔らかくてコンパクトサイズなのが特徴。
環境問題に配慮してプラスチックではなく布製のデザインに変更されました。
ここで1つ気になるのがケースの防御力。
Beats studio proのようにケースが柔らかいと本体を落とした時の衝撃や他の荷物の圧迫により壊れてしまう恐れがあります。
なので、リュックに入れる際はできるだけ荷物の量を減らしたり、ケースをリュックの上層部に入れる必要があります。
Beats studio ProとBeats studio3のスペック比較
項目 | Studio pro | Studio3 |
高さ | 18.1cm | 18.4cm |
重さ | 260g | 260g |
接続 | Bluetooth・USB-C・アナログ接続 | Bluetooth・アナログ接続 |
再生時間 | 最大40時間(ANCオン:24時間) | 最大40時間(ANCオン:22 時間) |
充電速度 | 10分で4時間 | 10分で3時間 |
充電形式 | USB-C | Micro-USB |
ANC | 対応 | 対応 |
外音取り込み | 対応 | 非対応 |
ロスレスオーディオ | USB-C接続で対応 | 非対応 |
空間オーディオ | 対応 | 非対応 |
Beats studio proの特徴
Beats studio proはstudio3に比べとても大きな変化があった。
- 空間オーディオの対応
- ノイズキャンセリングが強化され外音取り込み機能が追加
- 音の歪みが80%も減少
中でもこれら3つはBeats studio3にはないBeats studio proの特徴になります。
本章では
空間オーディオの対応
空間オーディオとはAir PodsやBeats製品などに取り入れられているApple独自の機能であり、64台のスピーカーに囲まれているような感覚になるので、音楽や動画コンテンツの臨場感を最大限にまで引き出すことができる。
使い方【iPhone】
- コントロールセンターから音量ゲージを長押し
- 右側のボタンをタップ
- 固定、ヘッドトラッキングのいずれかをタップ
これで使えるようになります。
上の画像にもあるように空間オーディオの中は固定とヘッドトラッキングがあり、「固定」は音源が固定されていおり、ヘッドトラッキングは音源が頭の動きに合わせて移動してくれます。
家の中では「固定」、移動中は「ヘッドトラッキング」で使い分けるのがオススメ。
ちなみに空間オーディオの音源はこちら。
後者の方が明らかに音が立体的で音源との距離感を感じます。
また、Beats studio proではパーソナライズされた空間オーディオを作成することができます。
やり方は簡単!
まずはBeats studio proとBluetooth接続。
次に設定のホーム画面でBeats studio proのボタンをタップ。
その中にある空間オーディオという項目にあるパーソナライズされた空間オーディオをクリックして設定を済ませましょう。
設定が完了すれば自分の耳に合った空間オーディオを提供してくれます。
ノイズキャンセリングが強化され外音取り込み機能が追加
ノイズキャンセリングはBeats studio3よりも格段にアップし、エアコンや扇風機、車のエンジン音や走行音などがより聞こえにくくなりました。
なので、通勤通学中の電車の中で音楽を聴いたりYoutubeで勉強をしたり、ブログを書いたりするのがとても快適です。
また、Beats studio3では使えなかった外音取り込み機能もあり、電車のアナウンスを聞きそびれたり、人が話しかけてきてもすぐに対応できるようになりました。
実際、外音取り込みモードのBeats studio proをつけた状態で外国人に道を聞かれ、ヘッドホンをつけたまま道案内をすることができました。
必要か必要でないかで言うとあったらいいくらいのものですが、意外と活躍する場面は多いです。
音の歪みが80%も減少
Beats studio3の音質と比較すると音がバランス良く調節されていて聞き疲れしにくい仕様になりました。
Beatsといえば低音というイメージが強いですが、Beats studio proに関してはAir podsの音に近づいた感じです。
私はAir Pods pro2も使っていますが、厳密にいうとAir Pods pro2の方が音がフラットで聴きやすく、Beats studio proはわずかに低音が強くて迫力がある感じがあります。
とは言っても、私の耳では誤差にしか感じないので、どちらかが圧倒的!とはなりませんでした。
Beats studio proを使ってみた感想
低音と空間オーディオのコンビが最高
Beats studio proはBeats studio3と比較して中高音域がかなりクリアになって、低音の広がりが良くなったように感じました。
公式でも「Beats studio3に比べ音の歪みが80%減少した」と言っていたので私もかなり期待していましたが、正直期待以上でした。
また、Beats studio proは音質が向上しただけでなく空間オーディオに対応したことで臨場感や迫力も増しているため、音楽だけでなく映画でもかなり活用できます。
ステレオ再生と比較すると空間オーディオはボーカルの声が遠くなって楽器の音が近くなっている印象でした。
なので、曲によっては空間オーディオの方が迫力があって良いと感じることもありますし、ボーカルの声を前に出したいと思ったときはステレオ再生に戻すこともあります。
さらに、Beats studio proはApple Music内の曲で、最新の立体音響「Dolby Atmos」が利用できるので、空間オーディオの迫力をさらに底上げすることができます。
学生の方は月額580円なので、たくさん音楽を聴く方にはオススメ。
ただし、Apple Musicに入っている曲の全てがDolby Atmosに対応しているわけではないので注意!
移動時間が快適
私は大学の研究室で帰りが遅くなるだけでなく電車に乗る時間も長いので、移動時間の過ごし方次第で生活の質が大きく変わります。
私の場合、家に帰ってからその日の研究内容を見返したり、次の日の研究内容を考えたりしますが、時間がないと適当に終わらせてしまいます。
なので、電車などの隙間時間でも集中できるようBeats studio proのノイズキャンセリングを活用しています。
ノイズキャンセリングと外音取り込み機能に関してはワタナベカズマサさんの動画が一番わかりやすいので、動画の12分あたりからご覧ください。
まとめ
今回はBeats studio proをレビューしました。
前モデルの studio3と比較して1つ1つの機能が大幅に向上し、外音取り込みや空間オーディオなどの機能も追加されたことによって多くの人が満足できるヘッドホンに生まれ変わりました。
また、Beats studio proはBeatsが得意とする迫力のある低音とAppleの空間オーディオを合わせることで、音楽だけでなく、映画やドラマなどのコンテンツもより楽しめるようになりました。
最後にBeats studio proをオススメしたい人をまとめてみました。
- 空間オーディオを体験したい人
- 映画をよく見る人
- 移動時間が長い人
ヘッドホンで空間オーディオを体験したいという方または映画をよく見る方などは特にオススメです。
一方、音楽はよく聴くけど映画はあまり見ないという方はAir Pods pro2がオススメです。
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